下肢静脈瘤の種類 | 下肢静脈瘤 東京 森末クリニック監修 下肢静脈瘤サイト(東京都日野市)
下肢静脈瘤とは

下肢静脈瘤の種類

1.伏在静脈瘤

伏在静脈瘤
伏在静脈瘤

下肢の表在静脈の代表は大伏在静脈と小伏在静脈です。その本幹部分より静脈の弁が壊れて(静脈弁不全)が起こっている伏在静脈瘤は、悪化しやすく、生活に影響を及ぼす静脈瘤として治療対象となることが多いです。

主な治療としては血管内焼灼術(下肢静脈瘤レーザー治療高周波カテーテル治療ストリッピングがあります。

2.側枝静脈瘤

側枝静脈瘤
側枝静脈瘤

大伏在静脈、小伏在静脈の枝分かれの部分(側枝)に静脈弁不全が生じて発生した静脈瘤です。

主な治療としては硬化療法瘤切除術等があります。

3.網目状静脈瘤

網目状静脈瘤
網目状静脈瘤

皮膚の直下に存在するため鮮明な青色に見える直径2〜3mmの静脈拡張です。胎生期の表在静脈系の遺残である外側皮下静脈網により生じると考えられており、太もも外側から後面膝の裏側などによく認められます。

主な治療としては硬化療法瘤切除術等があります。

4.クモの巣状静脈瘤

クモの巣状静脈瘤
クモの巣状静脈瘤

一次性クモの巣状静脈瘤は、エストロゲンやプロゲステロンといったホルモンが主に関与し真皮内血管を拡張させることで生じます。他の下肢静脈瘤の殆どが、血液の逆流が原因であるため、一次性クモの巣状静脈瘤は下肢静脈瘤の範疇にあっても、他とは性格が異なるものです。年配者においては足部にクモの巣状静脈瘤がみられることが多々ありますが、この際は静脈壁や周囲支持組織の加齢性変化も伴っての発症とされています。美容上の問題があれば治療対象となります。

主な治療としては硬化療法経皮的レーザー治療があります。

5.陰部静脈瘤

陰部静脈瘤
陰部静脈瘤

骨盤内の静脈うっ滞が発症に関与しており、大腿内側から背面に向かってらせん状に外側に走行する形態が特徴的で、生理の際に疼痛を認めることがあります。

目立つ瘤を切除(瘤切除術)後、硬療法が効果的です。

6.クリッペル・トレノーネイ症候群

クリッペル・トレノーネイ症候群
クリッペル・トレノーネイ症候群

体幹や手足のあざ、静脈瘤、足の左右差を主な徴候とする、先天的血管形成異常です。